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げんき米の生産者を訪ねて 3. 大和田廣一さん(悦子さん)(笠間市随分附・丸エビ倶楽部)



今回は笠間市矢野下の農家の大和田廣一さん(丸エビ倶楽部)のご自宅を訪ねました。
ご主人の廣一さんが4代目、今年33歳の息子さん・慶一さんが5代目として、げんき米の1号ゆめひたち(180アール)と2号こしひかり(178アール)を作っています。
涸沼川から水を引き、出来上がったお米は貝塚千博さん(げんき米生産者)と同じ場所に保管しています。

 

築120年の家(余談)


訪問してまず最初に、立派なご自宅に驚きました。
木造で、玄関を開けると土間があって、中は広々とした畳部屋が広がっていて、上を見ると梁があって。
これぞ「日本の家」といった風貌をしていて、取材陣一同感動。


話によると築120年になるとか。道理で立派な訳です。
序盤はお米の話はそっちのけで、家の話ばかりしてしまいました。

この日私たちを案内してくれたのは、大和田さんの奥様・悦子さんでした。
ちょうどお昼時で、奥様が準備してくださった料理をご馳走になりました。


何度も遠慮して辞退したのですが、ご厚意をありがたく頂戴して。
いただいたのは、茹でた大豆に黒蜜をかけたもの。シンプルな味わいで、とても美味しい!

 

親子でつくる「げんき米」

さて、話を戻してげんき米のお話を。

大和田さんが「げんき米」と「丸エビ倶楽部」を知ったのは、元・げんき米生産者の小薗江さんから話を聞いて。
丸エビ倶楽部の一生懸命で真摯な米づくりの姿勢に心動かされ、げんき米作りがスタートしました。
息子さんの就農も決まった頃合いだったので、「何か新しいことを始めよう」という気持ちだったとか。
出会ったタイミングも良かったようですね!


廣一さん(父)と慶一さん(息子)がメインで作業をし、親子で仲良く相談しながら、二人三脚で米作りに励んでいるとのこと。
仕事開始前には毎朝コーヒーを飲みながらミーティングがあり、そこから皆で仕事スタート。
農作業はデータをとって残し、次の作業に生かしています。

「息子が『俺も農業やるよ』と言ってくれた時は、涙が出るほどうれしかったです」

と悦子さんが言います。

「私たちが若いうちに継いでくれたので、一緒に作業ができてよかったです」

まったくその通りですね!

農業従事者の高齢化と後継者不足は、農業界が近年抱え続けている最大の問題です。
ですが、丸エビ倶楽部のげんき米生産者には若い生産者が多く、その問題をクリアしつつあるのは、組合員としてもうれしいことです。

「げんき米は『明るく元気』の人が作っています。減農薬で美味しいお米なので、続けて食べてくださいね!」と話す悦子さんの笑顔は希望に満ち溢れていました。

慶一さんはインスタグラムもやっていますので、ぜひ見てください!
https://www.instagram.com/ohwadanouen/?hl=ja

(文 / Y.K 単協消費委員・県央)









 

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