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2024年度まるごと茨城 みずうみの学校

涸沼大和しじみについて知ろう!加工場見学&選別体験

5年ぶりにみずうみの学校を開催しました!
涸沼湖畔は風が少し強く、少し蒸し暑さも感じましたが過ごしやすい気候でした。
涸沼は、海水と淡水が混じり合う全国的にも希少な汽水湖であるとともに、生き物の宝庫です。2015年5月28日にラムサール条約に登録された湖です。
 
涸沼湖畔(カッターと呼ばれる漁具です)
 
まずは、大涸沼漁業協同組合理事長より涸沼大和しじみの歴史について説明がありました。
 
開催宣言

しじみ漁を初めて20年以上。涸沼は東京ドーム17個分の広さで、240名ほどの漁師が一人あたり一日100㎏、4時間という制限の中で漁をしています。深いところで水深11ⅿなので、漁も力が必要ですね。
次に、大涸沼漁業協同組合で自然畜養をされている畜養場を見学されてもらいました。
しじみの赤ちゃんは米粒くらい!とっても小さい。産卵時期は6月・7月!この時期が1年の間で一番美味しく食べられる時期だそうです。
 
 
しじみのオスとメスの違いを教えていただきました。オスは身が白く、メスは身がグレーだそうです。赤ちゃんしじみは半年くらいかけ畜養したのち、11月頃、涸沼に沈めそこから3年から5年の年月を経て収穫できるサイズになります。しじみの生涯移動距離は40㎝ほどだそうです。
涸沼から移動し、株式会社塩屋さんの加工場見学&選別体験です!
加工場選別体験(加工場に入ると、何やら音がします。においも嗅いでいます!)
加工場選別体験2(しじみを手ですくい、上から叩きつけています。何度も繰り返します。)
上から叩きつけることで、砂や石が出てくるそうです。お子様たちの参加も多く、選別体験をさせてもらい選別したしじみをパックに詰めました。選別のポイントはにおいや音だそうです。鼻が命ですね!従業員は一人で一日約300㎏の選別をしているそうです。

選別体験後は、貝汁セットで作った塩屋さん特製のクラムチャウダーをいただきました!
 
クラムチャウダー(味付けはしじみの塩味のみということで、出汁もでていて参加者のおかわりが止まりませんでした!)
涸沼大和しじみは黒真珠のように大きく、そして肉厚で栄養価が高く濃厚な味わいで、
ぷりぷりとしていて美味しいです。まだ食べたことがない方、是非ご賞味くださいね!
 
 

塩屋の消費材は、毎月 B 週・D 週に取組があります。 
涸沼大和しじみは予約登録もできます。 
ぜひ、利用してみてください。
 
 

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