稲の茎は、茎の根元から新しい茎が生える「分けつ」が進み、しっかりとした株になっていました。吹く風が稲を揺らし、株と株の間の緑色のトンネルも抜けていきます。目立った草もなく、稲も育っているので草取りは無しに。

生産者のあいさつのあと、生き物調査のスタートです。生産体験田と用水路で生き物を探します。網と虫かごやバケツ持参の参加者は田んぼの中を調べながら用水路へと進みます。

（左から平澤さん・雨ヶ谷さん・枝川さん・木村さん・事務局の景山さん）

そして毎年大人気の用水路での追い込み漁！子どもたちの歓声が最高潮になる瞬間です。捕まえた虫を写真に撮って名前を検索したり、参加者の小学生２人（虫博士と魚博士）に聞いたりして、生き物シートに書き込んでいきます。

（お見事！雨ヶ谷さんの追い込み漁）

アメンボ・ゲンゴロウ・ヒヌマイトトンボ・ウスバキトンボ・トウキョウダルマカエル・アマガエル・トノサマガエル・ドジョウ・ミミズ・トノサマバッタ・オンブバッタ・ショウリョウバッタ・イナゴ・シジミ・ヨコバイ・ハンミョウ・フナ・アリ・コモリクモ・チョウチョ。お米の天敵のカメムシや田んぼに穴をあけ生息するアメリカザリガニもいました。

「カエルやドジョウをはじめて見た」「虫をつかまえるのがたのしかった」「あついなかがんばって見つけたよ」「子どもが夢中になっていました」「自然がたくさん残っていることに感動した」

（暑い中、お疲れ様でした！）

生き物を観察した後は、それぞれの居場所に返してあげました。
次回は、稲刈りです。また会おうね！

参加人数：組合員14名（家族含み44名） 単協消費メンバー2名 職員3名 計49名
開催日時：７月13日（土）10：00～12：00
開催場所：生活クラブ茨城生産体験田